Linnworksのプラットフォームは、ベンダーAPIと出品者APIを両方使用します。それぞれのAPIの目的は異なりますが、APIの全体的な統合で出品者のニーズに応えて高いレベルのサービスを維持し、継続的に改善できます。
ベンダーAPIと出品者API
出品者もベンダーも、Amazonの出品パートナーです。出品者は自社の商品をAmazonに出品して提供し、ベンダーはAmazonに出品する在庫を提供します。出品者APIとベンダーAPIには、さまざまなユースケース、ワークフロー、要件があります。
Linnworksでは、注文ワークフロー管理のソリューションを必要とする出品者のリクエストに応じて、ベンダーAPIを採用することにしました。
注文APIが導入されたことで、Linnworksプラットフォームのベンダーは、購入注文ワークフローを適切に処理できるようになりました。「ベンダーAPIについては、まず注文APIを実装して、ベンダーの購入注文の受理や拒否、注文明細の複雑なフローに取り掛かりました」
さらに、出品者出荷とベンダー調達という2つのベンダーAPIにより、Linnworksの出品者がベンダーワークストリームをシンプルにして効率化するのに役立ちます。ベンダー出品者出荷APIを使用すると、ベンダーはLinnworksプラットフォームでの他の注文と同じように、出品者出荷注文を処理できます。また、ベンダー調達APIは、POを管理して調達注文をAmazonに直接納品するのに役立ちます。
Linnworksでは、Amazonへの商品の出品、新しい商品情報の作成、商品の一括照合や個別照合などの出品者のユースケースにも、APIを使用しています。
「商品情報の公開は最も重要なタスクの1つです。Amazonのカタログに商品やサービスを送信できるようにすることは、Linnworksの初期段階からの最優先事項でした」
Linnworksではスタートから出品情報の完全統合を優先させました。出品APIは現在、在庫が多いLinnworks出品者の出品情報管理を効率化してシンプルにするのに役立っています。
出品APIの統合により、出品の一括管理、Amazonカタログとの個別および一括の在庫照合、商品カテゴリーの表示と編集、エラーメッセージの処理、出品情報の管理、価格の更新などができます。また、新規出品者は、Amazonの出品情報をLinnworksプラットフォームにシームレスに移行できます。
カタログアイテムとフィード
出品APIが提供する機能をさらに強化するために、LinnworksではカタログアイテムAPIとフィードAPIを使用しています。カタログアイテムAPIでは、新しい出品情報を作成する前に既存の情報と照合できるため、出品者の重複作業を防げます。フィードAPIは、出品情報の一括アップロードや一括編集に役立ちます。
今後のAPI統合
Linnworksでは、ベンダーや出品者のプラットフォームの利用体験を向上させるために、APIの活用方法の模索を続けています。最優先にするのは、出品プロセスのワークフローをさらに合理化し、出品者が出品エラーのトラブルシューティングをできるようにして、Amazon出品パートナーの今後の変化に常に対応することです。
当社のロードマップでの次回のAPI統合は、Amazonのクリック&コレクトです